私たちの暮らしから切り離すことができない紙。
ペーパーレス化が進んでも、やっぱり紙は身の回りにあふれていますよね。
とはいえ、資源には限りがあり、持続可能な紙作りの方法も模索する必要があるのも確か。
昨今、様々な企業が取り組みを始めています。

サントリーは、ウイスキー製造工程で発生する副産物「モルト粕」を活用した紙素材「ウイスキーペーパー」を開発しました。
ウイスキー副産物を原料とした紙素材としては業界初だそうで、サントリー白州蒸溜所で発生するモルト粕を紙全体に対して5%使用。
このウイスキーペーパーを使用したショッパー「白州の森 ウイスキーペーパー紙袋」が、白州蒸溜所内のショップで販売されているそうです。

また、伊藤園とツムラもユニークな取り組みを開始。
両社の共同研究により、漢方製剤の製造工程において発生する「生薬残渣」を活用した「生薬リサイクル紙」の開発に成功しています。
伊藤園はすでに独自技術「茶殻リサイクルシステム」を2001年に確立していて、これを応用することで、今回の開発成功につなげたそうです。

生薬リサイクル紙は、通常の紙と比べて質感や強度、色合い、香りが独特で、和紙に近い風合い。2025年4月からツムラグループ社員の名刺に採用されていて、今後は封筒も制作予定だとか。
今後も、様々な業界にこういった取り組みが広がっていくといいですね。


